江戸時代中期から「雲州木綿」の集散地として繁栄を極めた平田町は基幹産業であった繊維産業の海外化と交通の流れの変化により衰退の一途をたどり、伝統的な建物が残っているのは、一部の通りのみとなった。
そこで、伝統的な建物が残っている地域を「木綿街道」と命名し、地域資源を活用したイベント開催や、空き家活用、景観美化活動等、様々な取組みを行ってきた。そして地域に残る伝統、文化、仕事、心優しき地域の人々といったかけがえのない美しきものをこの場所に残し、未来に繋いでゆく活動を続けている。
①木綿街道探訪帖(街道内での体験メニューの総称)
・菓子屋見学(日本生姜糖元祖)
・醤油蔵見学
・酒蔵見学(国登録有形文化財 酒蔵)
・本石橋邸見学(国登録有形文化財)
・木綿街道交流館 等
②宇美神社の縁切り縁結び参詣企画
・宇美神社で、身を清め、出雲大社で良縁祈願の流れもできている。
③空き家活用(旧建物を活用した宿泊施設)
※選考理由・選考過程の詳細については、表彰式の場において選考員長が発表いたします。