本表彰制度は、一般財団法人松江ツーリズム研究会基金が、県下の地域における観光振興及び活性化の取り組みに功績があり、他の地域の模範となる団体又は個人を表彰し、副賞金として100万円を授与するもので、今年度が第7回目の観光大賞です。
1990年代の後半から観光客のニーズが多様化・高度化し、旅行スタイルも大きく変化してきました。
このような中にあって、着地型観光を推進することによって松江市の観光振興に貢献することを目的としたNPO法人松江ツーリズム研究会を平成17年10月に設立、平成18年4月からは松江城、小泉八雲記念館、小泉八雲旧居、武家屋敷、興雲閣、カラコロ工房などの観光施設の指定管理者として12年間、これら施設の管理運営に当たってきました。
一方で、平成19年10月には、松江城二の丸下の段に「観光案内所」を設置し、ここを拠点として着地型旅行の企画・販売に取組んできました。
しかし、30年3月31日もって松江城、小泉八雲記念館、小泉八雲旧居及び興雲閣等の指定管理業務及び松江ゴーストツアー等の着地型観光事業も終えることになりました。
これを機に、NPO法人松江ツーリズム研究会がこれまで12年間で蓄えた利益剰余金を島根県の観光分野で貢献した方々に還元することとし、この度、利益剰余金を拠出して非営利型の新しい法人「一般財団法人 松江ツーリズム研究会基金」を平成30年(2018年)1月22日に設立しました。
一般財団法人 松江ツーリズム研究会基金
理事長 山本素久
目的を達成するため、次の事業を行います。
松江ツーリズム研究会観光大賞を贈り表彰する事業。
その他、当法人の目的達成のために必要な事業。